公益財団法人 星総合病院 放射線科

 
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各装置紹介・検査概要

【検査説明】
 CT検査は、X線を使用して身体を水平方向に輪切りにした断面画像を作成し、単純X線検査では判らない内部の状態を検査する方法です。主に、骨などの硬い組織を検査するために用います。身体の周囲を装置が回転し、多方向からX線を照射します。その結果を元にコンピュータで処理をし、断面画像や立体画像などを作成します。

【装置説明】
 当院では64列マルチスライスCT1台、256列エリアCT1台の計2台を有しております。
64列マルチスライスCTは東芝メディカルシステムズ株式社製 Aquilion TM/CXL Editionで、この装置は1スキャンで0.5×128スライスを作成可能なDouble Slice Technologyや、最大75%の被曝を低減できるAIDR 3Dを装備しております。この装置で主にルーチン検査やフォローアップ検査等を対応しております。
256列エリアCTはGEヘルスケア社製 Revolution CTで、「画質」「撮影範囲」「時間分解能」の3点が全て最高レベルの性能を備えています。以前の64列VCTでは撮影範囲が最大4cmでしたが、16cmの範囲を一回転で撮影することができ、撮影時間が大幅に短縮されます。また、逐次近似画像再構成法の進化版であるASiR-Vを搭載しており、従来の画像再構成法と比較すると、大幅な被曝低減が可能です。この機種は、当院が国内で6台目の導入となりました。この装置で主に精密検査(造影検査)を施行しております。

 

     GEヘルスケア社製 Revolution CT


※検査時の注意事項

  • 検査部位に取り外せる貴金属類(入れ歯、ピン止め、眼鏡、補聴器、ブラジャー、チャックやホック等の付いた衣類、ホッカイロ、エレキバンなど)がある場合は、検査前に外してもらいます。
  • 撮影部位によっては息止めが必要になります。
  • 撮影部位や救急患者により、止むをえず順番が前後する場合はご了承下さい。
  • 妊娠している方は、あらかじめ医師・看護師・放射線技師に申し出て下さい。


※造影剤について
 CTやMRIでは検査目的によって、血管などを描出するために造影剤という薬剤を注射して撮影することがあります。血管撮影やIVRでは造影剤の使用が不可欠です。造影剤の投与によって、時に副作用が生じることがあります。吐き気、嘔吐、発疹が多く、通常は軽く自然に治まります。しかし、まれに血圧が低下してショック状態になったり、呼吸困難が生じたりすることがあります。こうした副作用は予測不可能ですが、喘息などのアレルギーの既往のある方に多い傾向が知られています。造影剤を使った検査を行う際には、詳しく説明して、ご同意を頂きますが、喘息・アレルギーのある方や以前に造影剤で具合の悪くなったことのある方、また腎機能障害がある方は申し出てください。


《心臓(冠動脈)CT検査

【検査説明】
 この検査では、造影剤を急速静注し、動脈内の造影剤濃度が最も高くなるようなタイミングでCTを撮影することで、冠動脈の血管走行を明瞭に描出することができます。常に動いている心臓をCTスキャナーで撮影するために、心電図を計測して心臓の動きにあわせながらデータを収集することで,心臓の拡張期や収縮期のデータを一気に得ることができます。撮影した輪切りの画像をワークステーションで処理することによって心臓や冠動脈の3D画像を作成し、冠動脈の状態を検査します。冠動脈の内腔の大きさの評価だけでなく,動脈硬化による冠動脈壁の石灰化なども評価もできます。また、ステントの断面も観察することが可能で、再狭窄の有無も確認できます。

※検査時の注意事項

  • 脱水防止や、造影剤の尿注排出を促すために、検査前には十分に水分をとって下さい。

  • 心拍数が高めな方には、検査開始約1時間前に、一時的に心拍数を低下させるためセロケンというβ遮断薬を飲んでもらいます。それでも検査時に心拍数が高い場合には、医師の指示のもとインデラルというβ遮断薬を静注します。β遮断薬使用にあたり、禁忌事項がある為、何らかの既往歴がある方は申し出て、医師の指示に従って下さい。

  • 冠動脈を拡張させ画質を向上させる為、検査直前にニトロペン舌下錠(冠拡張剤)を舐めてもらいます。これも使用にあたり禁忌事項がある為、医師の指示に従って下さい。

  • 検査後は、造影剤を早く体外へ排出するために、水分を十分に取って下さい。

  • きれいな画像を得るためには息止めが大切です。検査前にも寝台上で15〜20秒程度の息止めの練習をします。落ち着いた状態でしっかり息を止めて頂きますよう、ご協力願います。

  • 造影剤を静脈注入して行いますので、腎機能障害、喘息やアレルギー等の既往がある方は前もって申し出てください。また、検査後30分はまれですが副作用が生じることもあるため、緊急の状態に対応できるよう「造影剤使用カード」を首に掛けて待機して頂きます。

    
    冠動脈CT.MIP画像       冠動脈CT.VR画像         冠動脈CT.Curved画像
《Fat Scan:ファットスキャン
 Fat Scan-ファットスキャンは、肥満症の診断に有効です。検査時間は5分程度で、お臍の回りをCTでスキャンし、その断面像からソフトウェア「Fat Scan」で解析します。PC画面上で皮下脂肪と内臓脂肪とを瞬時に色分けし内臓脂肪面積を定量的に測定します。

    

       
         内蔵脂肪型肥満         皮下脂肪型肥満

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