【検査説明】

マンモグラフィ(乳房X線撮影)で石灰化が描出され、形や大きさ、分布の状態などから、がん細胞由来の石灰化を疑う場合に行います。 乳房内に出来た悪性を疑う病変組織の一部を、画像ガイド下で針を刺し、針の側面にある吸引口で組織を採取し、病理組織診断を行う検査です。 乳房内で針が360度回転するため、1回の穿刺で多数の組織が採取できます。 縫合の必要はなく、傷痕も5o以下と小さく、30分程度の検査で日帰り検査が可能です。 当院は、県内隋一のマンモトーム生検施設です。 検査前の予備知識の習得、不安感の軽減等に役立てて頂けると幸いです。


※検査の流れ

【装置説明】


・MAMMOMAT Inspiration(SIEMENS)
・STマンモトーム針(DEVICOR)




・標本撮影(赤丸内にある白く描出されているものが採取された石灰化)