コミュニケーション外来

コミュニケーション外来とは

コミュニケーション外来では

耳が聴こえにくい、発達がアンバランス、発達がゆっくりである。といった理由から言葉やコミュニケーションに問題を抱える場合があります。そのような子供達に対して、医師の指示のもと、言語聴覚士が必要に応じて、評価、セラピー、助言などを行っています。

また、「言葉がゆっくりなのでは」、「発音に問題があるのでは」、「発達について気になることがある」といった言葉やコミュニケーションについての相談もお受けしています。

どんなことをするのか?

言語聴覚療法では、言語聴覚士が、先天的・後天的な要因でコミュニケーションに障がいを持った方の、(リ)ハビリテーションを行います。お一人お一人の状態を適切に評価し、環境・ニーズにあったプログラムを個別に組み立てて行きます。(言語聴覚士とは、指定された養成校で養成課程を修め、国家資格を持ったコミュニケーションに関する療育・リハビリテーションに携わる人のこと。Speech-Language-HearingTherapistからSTと呼ばれる事が多い。)

私共は、ご本人だけではなく、その方を取り巻く周囲の環境も含めて、よりよい暮らしを送れるよう共に考えて行くことを目標に行っております。

星ヶ丘病院のSTは、小児全般のコミュニケーション障がい、特に聴覚障がい、広汎性発達障がいによるコミュニケーション障がいのリハビリテーションを行っています。

星総合病院のSTは、主に成人の脳血管障害によるコミュニケーション障がいや摂食・嚥下障がいのリハビリテーション、聴力検査、補聴器のフィッティングなどを行っています。

  • 就学前のお子さん、学齢期のお子さんを中心に1歳から高校生までの方が、必要に応じて1週間に1回、1ヶ月に1回といった頻度でセラピーを受けられています。詳しい御問い合わせ、また、ご相談に関しては下記までお電話下さい。

よく見られる相談

  • 名前を呼んでも振り向かない。
  • ことばが遅れている。
  • ことばがはっきりしなくて、何を言っているかわからない。
  • 話しかけても、目線が合わない?
  • 一つの物にこだわって、遊び続ける。
  • 友達と、うまく遊べない。
  • 授業中に落ち着きがなく、座っている事が難しい。
  • サ行を上手に発音できない。

聴覚障がいの療育

難聴児療育について

難聴には、伝音性難聴と感音性難聴があり、その聴こえの程度により、軽度・中等度・重度・高度に分けられます。正確な聴力を特定し、必要に応じて補聴器を装用して療育を行っていくことになります。補聴器装用後の療育が非常に重要となってきます。特に小児の場合には適切に聴覚補償や療育が行われないと、ことばの遅れ(二次的障がい)だけでなく、人との関わりにまで影響を及ぼし、社会生活が困難となってしまう(三次的障がい)こともあるからです。
ご家族をはじめ社会生活を送る上でよりよくその子どもを知り、適切な対応をすることでその子はさまざまな可能性を持って成長して行くことができるはずです。正しい知識を持ってその子どもの成長に関わっていけるよう、ご両親をはじめ幼稚園や学校の先生方とも連携を図り、環境を整えて行くための活動も行っております。

具体的な内容について

当院では、主に聴覚障がい児のハビリテーションを行っています。その方の状態とご家族のご都合に合わせて、月1回から週2回と来院いただく回数はさまざまです。
聴覚管理はもちろんのこと、人とのかかわりの中から楽しみながら、積極的にことばを学習することが出来るよう心がけています。また、就園・就学前のお子さんの場合、集団活動を経験するために、当院の保育園でSTと一緒にインテグレーションを行ったり、同年代の難聴児同士でのグループ訓練も行ったりしています。
それぞれの発達段階よって生じる問題もさまざまであることから、長期的な視点で支援し続けられるよう体制を整えています。

広汎性発達障がいの療育

広汎性発達障がいについて

広汎性発達障がいには、自閉症、アスペルガー症候群、レット症候群、小児期崩壊性障がい、そのほかの自閉症があります。当院では、主として自閉症、アスペルガー症候群と診断された、幼児、学齢期の児童に対して必要と考えられる援助を行っています。
ひとくちに自閉症と言っても、一人ひとりによって様々な特徴を持っています。言葉を話すのは苦手だが、視覚的に物事を理解するのはとても得意である。お話しする事は好きだが、人にうまく自らの気持ちを伝える事が苦手である。などの様にです。その様な方々に対して、「どの様な表現手段なら、確実に自らの意思を表現できるか」「コミュニケーションを確実に取る為には」「得意な面を利用してコミュニケーションを図っていく」といった事を重視して療育を行っています。
また、ADHD(注意欠陥多動障がい)、LD(学習障がい)といった子供達に対しても援助を行っています。

具体的な内容について

実際には、その方の状態とご家族のご都合に合わせて、1週間に1回から1ヵ月に1回と来院いただく回数は様々です。
内容としては、STがお子さんと一緒に勉強する。(その方の特徴に合わせた勉強の仕方を個別に考えて実施します。)そして、勉強を通して、自ら考え判断する能力、自ら取り組む能力、その方にあったコミュニケーションの図り方、などを身に付けていく事を目標としています。
また、ご家族の方からご家庭での様子を伺い、適切な関わり方を助言したり、一緒に考えていく事も重視しています
。 さらに、集団の中でのコミュニケーションを学んでいく為に、場合によっては自閉症児同士でのグループ訓練も行ったりしています。
また、必要に応じて、幼稚園や学校の先生方とも連携を図り、環境を整えていく為の活動も行っています。

ミミッコクラブ

ミミッコクラブとは?

難聴児の数の少なさから難聴児本人やご両親・ご家族にとって情報が少ないこと、同じような経験を持つ仲間作りが難しいことは皆さんが感じていらっしゃることと思います。星総合病院言語聴覚科部長であり、耳鼻科医である鶴岡美果は長年難聴児と関わってきた経験から、これらの現実を少しでも改善したいと願いミミッコクラブを発足するにいたりました。
同じ経験をもたれる方々の仲間作りやネットワーク作りを通し、より良い療育環境を整えられるようさまざまな活動を行っていきます。

お問い合わせ

ミミッコクラブに関してご要望、ご意見などお寄せ下さい。様々なご意見などいただければ幸いです。
また、意見交換の場としてもご利用いただければと考えております。

詳しいお問い合わせに関しては、下記までお電話下さい。


公益財団法人 星総合病院
電話024-983-5511(代表)
言語聴覚科 吉田