病院の外観 |
メインエントランスホール
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トロント病院の原点・ポリシー |
ファミリーセンタード・ケア(患者と家族を中心に据えた医療) |
ディスカッション中 |
院外の空間の一部 |
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トロント小児病院の画期的な活動 |
チャイルドライフとソーシャルワーク |
「チャイルドライフとは小児、青少年の患者が心の安定を得るための心理社会的支援」
「ソーシャルワークとは患者とその家族が病気から受ける苦痛を和らげる心理社会カウセリング等のサポート」 |
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院内の壁の一部 |
院内図書室 |
チャイルドライフのスタッフ |
院内図書室の閲覧室 |
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院内教育 |
114年前からトロント小児病院とトロント教育委員会は提携を結んでいる。 |
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医療と教育のコラボレーションの大切さ
病気の子供たちに「病院で教えたこと、関わったこと」の研究結果を地域や子供の通っている学校に提供し教育に役立てている。また、医師と教師の研究発表がある。 |
院内のてんかん児クラス |
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トロント病院を見学して |
小児医療を語るとき、必然的に提起されるのが心身の成長と発達である。その過程に必要となることを多くの人は深慮すべきである。しかしながら、我が国において小児医療は、いうなれば独立した分野と、捉えられている。トロントで知り得たのは、医療、教育、地域、親、家庭を巻き込んで医療が成り立つというあたりまえの医療体制である。子供が人として健康に成長発達していくために、全ての事柄を総合し擁護していく。このことはそれらに携わる全ての者が普通の概念として捉えることが大切である。「医療と教育は全て平等」というカナダの理念はどことなく安堵な社会を作り出している。模倣することよりもそのような社会が存在していることを啓蒙すべきだと強調したい。
(文責 S) |