ボツリヌス外来

ボツリヌス療法のご案内

脳卒中の後遺症で不自由を感じていませんか?

痙縮(けいしゅく)とは?

脳卒中後によくみられる後遺症の一つで筋肉が硬くなる症状です。手足が動かしにくくなったり、握りこぶしが開けない、動かすと痛いなど、生活に大きな影響をおよぼす事があります。

ボツリヌス療法

痙縮(けいしゅく)治療法の一つに、ボツリヌス療法という新しい治療法があります。筋肉をつっぱらせている神経の動きを抑える薬物を注射することで、筋肉のつっぱりをやわらげることができます。

治療スケジュール例



脳卒中の後遺症、痙縮の症状に悩まされる患者さんはたくさんいらっしゃいます。しかし、患者さんは様々な施設へ転院されており治療を受けるのが難しいのが現状です。 当院では2014年よりボツリヌス療法という新しい治療法を実施しています。この治療は、緊張した筋肉へ薬剤を注射して、緊張をやわらげ、つっぱりを軽減させるものです。 実際に治療を受けた方からは、「手が開くようになった!」「痛みが楽になった!」「服の脱ぎ着が楽になった!」 といった日常生活での不都合が軽減したとの声をいただいております。手足のつっぱりでお悩みの方は、ぜひ一度党員脳神経外科へご相談ください。


脳神経外科
後藤 健 医師

ボツリヌス療法で期待出来ること

 痙縮以外の治療・投薬は引き続き現在おかかりの先生が担当します。

お問合せ・ご予約

公益財団法人 星総合病院 地域連携課
電話024-983-5512