
看護部案内
看護部紹介
特色
最新の医療設備を整え、地域の皆様の健康を守ることを目指す急性期医療の中核施設です。
平成19年に地域医療支援病院に認定され、各医療機関との連携を図りながら、地域に根ざした病院づくりを行っています。
目標
生命の尊厳と患者の人権を尊重し、安全で安心な看護の提供に努めます。
- 安全で安心なケアを提供する
- 質の高い看護ケアを提供する
- 目標管理による人材育成を行う
チーム医療
生命の尊厳と患者の人権を尊重し、安全で安心な看護の提供に努めます。
- 褥瘡対策チーム
褥瘡対策チームは、医師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士と看護職員(各病棟1〜2名)で構成されています。 褥瘡患者数や寝たきり患者数の現状を把握し、毎週金曜日に褥瘡回診を実施し、また予防に向けた症例の分析等を行っています。 - 感染対策チーム(ICT:Infection Control Team)
感染対策チームは、他職種で構成され「感染防止」を目的として活動しています。 週1回の病棟と外来巡回を実施し、感染対策の指導、コンサルテーションを行っています。 また、ICTメンバーは、ターゲットサーベイランスを行い、医療の質の向上に取り組んでいます。 - チームカンファレンス
当院看護部では、固定チームナーシング制を導入しております。チームリーダーの役割は重要で、チームメンバーとの協働により質の高い看護の提供を目指しています。そのチームリーダーを中心に開催されるのがチームカンファレンスです。
各病棟の特殊性
緩和ケア病棟(病床数16床)
患者さんやご家族の大切な時をより良く過ごして頂けるように、「自分らしく」「あなたらしく」生きるためのケアと医療を提供します。
1ST病棟(病床数30床)
健診1泊ドックや有料個室を希望される患者さんに対応。スタッフは、どの診療科の患者さんにも対応できるように日々研鑽しています。
1V病棟(病床数15床) 病棟パンフレット(PDF)
心と身体を十分に休めるための環境を整え、回復のお手伝いをさせていただく精神病棟です。
2ST病棟(病床数60床)
整形外科と泌尿器科の病棟です。低侵襲治療を目指し、またリハビリスタッフと協働でADLの拡大のため、きめ細やかな援助を心がけています。
2UV病棟(病床数60床)
消化器内科・消化器科の病棟です。検査・診断・手術を一貫して対応します。「自分の笑顔を患者さんの笑顔に」がモットーです。
3ST病棟(病床数60床)
循環器・心臓外科の病棟で、ハイブリッド手術室や心臓カテーテル検査の患者さんに対応しています。生活習慣病予防にも力を入れています。
3UV病棟(病床数60床)
混合病棟(脳神経、感覚器、形成等)です。入院から退院、その後の生活に対してしっかり取り組むことができます。基本的な看護を学べる病棟です。
4S病棟(病床数15床)
産婦人科病棟です。患者さん、周産期の母子一人ひとりに寄り添う看護を心がけています。
4T病棟(病床数30床)・NICU(病床数6床)
独立した小児病棟で、すべての科を受入れます。プレイルームも完備し、医療保育士が子どもの遊びと家族への支援も行っています。
4UV病棟(病床数48床)
最上階の眺望の良い病棟です。患者さんの悩みに応えるため、チーム医療に力を入れています。
ICU・CCU(病床数12床)
全ての診療科の超急性期に対応し、集中ケア認定看護師を中心にエビデンスに基づいたケアを提供します。また学会発表にも力を入れています。
救急病棟(病床数10床)
救急患者専用の病棟です。昼・夜の救急患者の対応にそなえ、日々研鑽しています。
認定看護師
認定看護師とは、日本看護協会の行う認定審査に合格し、特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を有することが認められた者をいいます。専門的知識に基づいた質の高い看護の実践および看護職員個人や集団に対し指導、相談の3つの役割を果たします。2016年7月現在、特定されている分野は21分野です。当法人では、質の高い医療の提供をするため、より多くの認定看護師の育成に力を入れております。
当法人の高度専門資格者(認定看護師等)(2023年4月現在)
専門分野 | 所属 | 人数 |
皮膚・排泄ケア | 星総合病院 | 3名 |
感染管理 | 法人 | 1名 |
星総合病院 | 1名 | |
感染制御実践看護師 | 星総合病院 | 1名 |
認知症看護 | 星総合病院 | 2名 |
星ヶ丘病院 | 1名 | |
緩和ケア | 法人 | 1名 |
星総合病院 | 1名 | |
がん化学療法看護 | 星総合病院 | 1名 |
集中ケア | 星総合病院 | 1名 |
慢性腎不全看護 | 星総合病院 | 1名 |
在宅ケア | 法人 | 1名 |
摂食嚥下障害看護 | 星総合病院 | 1名 |
星ヶ丘病院 | 1名 | |
精神科看護 | 星ヶ丘病院 | 1名 |
合計 | 18人 |
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皮膚・排泄ケア(永崎真利子)2003年資格取得
排泄経路を変更した人工肛門・膀胱や失禁ケア、その症状に伴うスキンケア、床ずれの予防や治療を専門としております。院内だけではなく、在宅でのケアの提案や実践、施設や他の病院での講義や実習を通し、最新の知識や技術をお伝えしています。患者さんとご家族、病院と地域の架け橋として活動を広げていきたいと思います。 -
感染管理(加藤 和枝)2009年資格取得
在宅から急性期病棟まで、全ての医療関連施設を利用する患者・家族・訪問者はもちろん、現場で働く全ての人を、感染対策チームの一員として感染源から守ることが感染管理認定看護師の役割です。連携している地域の医療施設の仲間と協力し、郡山市及び周辺地域の感染対策の質向上に努めたいと思います。 -
訪問看護(戸崎亜紀子)2010年資格取得
超高齢少子社会の現在、在院日数の短縮化やノーマライゼーションの広がりもあり、高度なアセスメントやケアマネジメント、意思決定支援を必要とする場面が増えています。そのようなケースの相談や介入をしています。また訪問看護の必要性や楽しさを広める活動を通し、愉快な訪問看護仲間を増やすべく奮戦しています。 -
がん化学療法看護(郡司かおり)2011年資格取得
抗がん剤治療は生活の質を落とすと思われがちですが、進行や症状の悪化、再発を抑え生活の質向上を目指しています。私の役割は、抗がん剤を安全に投与することと治療の負担を軽くするためのケアの提案、精神支援などを行うことです。治療中であっても患者さんのやりたいことを可能な限り実現させていける支援を心がけています。 -
認知症看護(田辺 晃子)2012年資格取得
認知症看護認定看護師の役割は、認知症の人の権利を守る、生活環境の質を高める、自己決定を支援する、家族を支援することです。また、認知症の患者は複数の病気を抱えている場合や、自分の感情や考えを伝えることができないことから、看護師はケアに苦労することが多くあります。そんな看護師の相談役としての役割も担っています。 -
集中ケア(神尾 悠美)2012年資格取得
基本的な活動の場はICU・CCUとなり根拠を持った看護実践が行えるよう、スタッフ教育を行い患者・家族 にとって最善の方法で看護ケアを実施していくことになります。現在、RST(呼吸ケアサポートチーム)を立ち上げ、ICUだけでなく一般病棟での呼吸ケアのサポートも行っています。 -
緩和ケア(久保木 優佳)2013年資格取得
患者さんが人生の時間を穏やかに、そして活動的に精一杯過ごせるよう、辛い症状をコントロールしたり、生活の場の調整のお手伝いをしたり、時には不安な気持に寄り添ったり…。そんなケアを通して患者さん・ご家族と日々関わっています。院内や地域の皆さんに「緩和ケア」について知っていただく活動にも力を入れています。 -
皮膚・排泄ケア(齋藤 敦己)2013年資格取得
皮膚・排泄ケア認定看護師とは、皮膚のスキンケアを中心に「創傷ケア(褥瘡、潰瘍、フットケア)」・「ストーマケア」・「失禁ケア」を専門的に行う看護師です。専門的な知識・技術の提供はもとより、地域に根付いたケアを行い、地域の方々が安心して日常生活が送れるように支援していきたいと思います。お気軽にご相談ください。 -
慢性心不全看護(李 民純)2013年資格取得
心不全とはあらゆる心臓・血管の病気がたどる終着点で、再発しやすいとも言われています。私の役割は心臓や血管の病気にならないような予防のサポートや、心不全になってもその人らしく生活ができるような調整・支援をしていくことです。どうぞお気軽にお声をおかけください。 -
皮膚・排泄ケア(佐藤 義邦)2014年資格取得
主に、手術後の傷や、下肢の傷、床ずれ、人工肛門のケアを中心に活動しています。病院でのケアはもちろん、退院後の患者さんの生活を支えられるように、患者さんそれぞれにどのようなサポートが必要なのかを考えながら関わらせていただいています。どうぞよろしくお願いします。 -
緩和ケア(尾形 育恵)2015年資格取得
緩和ケアは重い病を抱えたことでの体や心のつらさを和らげ、より良く生きるためのケアです。最後のその時までどう生きたいか、それを実現するにはどのような支援が必要かを一緒に考えながら日々患者さん及びご家族と向き合っています。必要としている方に緩和ケアが届くように、それをモットーに活動しております。 -
認知症看護(佐藤 靖子)2016年資格取得
認知症看護には認知症の方を統合的に捉え、認知症ケアの体制づくりや実践、家族支援等の役割があります。入院期間をはじめ、退院先となる地域、病院、施設等あらゆる場において多職種と連携し、快適な生活・療養環境の調整に努めます。また、認知症の方の意思が尊重され、自分らしく暮らせるよう支援していきます。 -
認知症看護(廣江由香里)2016年資格取得
認知症看護では認知症の方の代弁者として生命・生活の質・尊厳を守り支える役割が求められます。認知症の方は、記憶障害などから様々な困りごとや不安を抱えています。それらを理解できるよう耳を傾け、患者さんの生活史を尊重し、感情や持てる力に働きかけながら、その人らしく生活できるよう支援していきたいと思います。
特定行為研修修了者
当法人では、59名(2023年4月現在)の特定行為研修修了者が在籍しております。
それぞれが試行錯誤しながら自身の役割を見出し、より良い医療・看護の提供のため、最善を尽くしたいと考えております。
修了者の目指す姿として、「患者に寄り添った看護の中でアセスメント力を発揮し、医師との連携の下タイムリーに医療を提供でき、
医療チームのキーパーソンとなることで、『全身で看護する』を実践する」としています。
※ 緑のリールは、福島県より県内の修了者に配布されたものです。
- 特定行為とは・・・
診療の補助であり、医師の直接的指示で実践できる医療行為又は事前の手順書(包括的指示)により看護師の判断で実践できる医療行為のこと。 - 特定行為研修とは・・・
共通科目とされる医学的基礎知識(臨床病態生理学、臨床薬理学、臨床推論等)の研修を修了し、区分別科目として特定行為に関する実践的な理解力、 思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能を習得する研修制度のこと。
当法人の高度専門資格者(看護師特定行為研修修了者)(2023年4月 現在)
特定行為区分 | 特定行為 | 修了者数 (延べ数) |
創傷管理関連 | 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去 | 19名 |
創傷に対する陰圧閉鎖療法 | ||
ろう孔管理関連 | 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換 | 7名 |
膀胱ろうカテーテルの交換 | ||
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整 | 16名 |
脱水症状に対する輸液による補正 | ||
精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 | 抗けいれん剤の臨時の投与 | 16名 |
抗精神病薬の臨時の投与 | ||
抗不安薬の臨時の投与 | ||
感染に係る薬剤投与関連 | 感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与 | 4名 |
動脈血液ガス分析関連 | 直接動脈穿刺法による採血 | 1名 |
橈骨動脈ラインの確保 | ||
循環動態に係る薬剤投与関連 | 持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整 | |
持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整 | ||
持続点滴中の降圧剤の投与量の調整 | ||
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整 | ||
持続点滴中の利尿剤の投与量の調整 | ||
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 | 侵襲的陽圧換気の設定の変更 | |
非侵襲的陽圧換気の設定の変更 | ||
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整 | ||
人工呼吸器からの離脱 |