HOSHIGAOKA HOSPITAL
看護部継続教育
【１】教育目的
看護部職員の質向上により、よりよい看護・介護の提供を図ります。
【２】教育目標
（２）看護の継続の必要性を理解し、対象の自立した生活への支援ができる能力を養う。
（３）看護の科学性を追求し、研究的態度を養う。
（４）専門職としての自己研鑽の必要性を理解し自主性・自立性を養う。
【３】星ヶ丘病院看護部クリニカルラダー
「看護師のクリ二カルラダー（日本看護協会版）」（以下、JNAラダー）の
「ニーズをとらえる力」「ケアする力」「協働する力」「意思決定を支える力」の4つの看護実践能力を着実に身につけるために、
標準的指標を活用し継続教育を支援します。
【４】星ヶ丘病院看護部の2019年度教育重点項目
（２）精神科における安全安心なコミュニケーションと環境調整の実践
（３）摂食・嚥下を理解した看護の実践
（４）認知症の理解と看護の実践
（５）安心・安全な地域移行の実践
【５】学習のステージ
【６】法人関連施設での実務研修：（ステップアップ研修）
ステップアップ研修の主な内容
☆ 星総合病院 ・・・・・・・・ 急性期看護、緩和ケア、他について
☆ 三春病院 ・・・・・・・・・ リハビリテーション看護、チーム医療、他について
☆ 訪問看護ステーション ・・・ 訪問看護の動向と知識、技術、態度について
☆ ポラリス保健看護学院 ・・・ 学生の特徴と看護基礎教育について
※各施設の特徴的な取り組みを吸収し、精神看護に活用します。
【７】教育目標
院外研修に積極的に参加し、社会情勢や看護の動向・専門的知識を吸収します。
（１）短期研修
- 日本看護協会、福島県看護協会 主催研修
- 日本精神科看護協会、精神科看護協会福島県支部 主催研修
- 各学会主催研修など
（２）長期研修（5日以上）
院外研修の項目と履修者は以下の通りです。
２０１９年４月現在の長期研修履修者の在籍状況
| NO | 研修項目 | 在籍数（重複あり） | 主催 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| １ | 認定看護管理者 | 1名 | 日本看護協会 | 2018年 |
| ２ | 認知症看護認定看護師 | 1名 | 日本看護協会 | 2016年 |
| ３ | 摂食・嚥下障害看護認定看護師 | 1名 | 日本看護協会 | 2018年 |
| ４ | 看護教員養成講習会 | 5名 | 厚生労働省（福島県、他） | |
| ５ | 臨床実習指導者養成 | 17名 | 福島県・日本精神科看護技術協会 | |
| ６ | 認定看護管理者セカンドレベル | 10名 | 福島県看護協会 | |
| ７ | 認定看護管理者ファーストレベル | 14名 | 日本看護協会 | |
| ８ | 医療安全管理者研修 | 11名 | 日本看護協会 | |
| ９ | 認知症ケア専門士 | 1名 | 認知症ケア専門士協会 | |
| １０ | 特定行為研修（精神及び神経症状に係る薬剤投与関連） | 2名 | 星総合病院 | 2018年 |
【８】認定看護師の紹介
— 2016年から認知症看護認定看護師として活動を開始しました。 —
認知症の方の対応は「カンフォータブルケア」で実践しましょう。
カンフォータブルケアとは、心地よい快の刺激を提供することで、認知症の方の不安やストレスが軽減し、それにより認知症の周辺症状を軽減させる技術です。
身体・認知などの機能を低下させることなく、早期に住み慣れた地域に帰れるよう多職種チームで支援します。
また「認知症初期集中支援チーム」のメンバーとして、認知症の方とご家族が、地域で安心して生活できることを目指してネットワーク作りに取り組んでいます。
— 2018年から摂食・嚥下障害看護認定看護師として活動を開始しました。 —
「ひと匙(さじ)でも、一口でも」をモットーに支援させて頂き、チームでサポートします。 また、在宅や高齢者施設で療養のお世話をされている方を対象に、ケアの仕方や食べる工夫などを支援しています。
